そんなあなたに、ぜひオススメしたいのが法政大学の通信教育過程です。
何故かと言うと、社会人として忙しく働きながらでも学習を進められる、進めやすいシステムになっているからです。
なぜ通信制大学は法政大学が良いのか?
入学前、この問いについて考えた時の私なりの回答を振り返って見たいと思います。
なお、比較検討に早稲田大学人間科学部eスクール、慶應義塾大学通信教育過程、中央大学法学部通信教育過程を挙げておりますが、これらは実際に私が入学前に大学を検討する際に絞り込んだ候補でしたので載せております。
他にもたくさんの通信制大学がありますので、その辺りはググってください(丸投げ)。
1.充実の単位修得試験
忙しい社会人に法政大学がおすすめの理由その1が、単位修得試験を受験する環境が充実している点です。
大学のホームページを確認すると、以下の通り案内されております。
「単位修得試験」は年8回全国で開催。
全国どこでも、近隣の会場で受験が可能です。「単位修得試験」とは、単位修得のための科目試験のことです。
年8回、日曜日に全国約20都市(1日程につき)で実施しています。
事前登録制で、受験料は無料。3科目まで受験できます。
全国どの会場でも受験することができるため、ご自宅近くの会場で受験することはもちろん、出張時や休暇中に近隣の会場で受験することも可能です。
社会人の方、ご多忙でなかなか時間が取れない方も、ライフスタイルに合わせて受験いただけます。
しかも、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の6都市では、年間8回の単位修得試験が行われるという充実ぶりです。
法政大学の場合、リポート試験と単位修得試験の両方を合格する事で単位を修得できます。従って、この単位修得試験を各地で、回数多く実施してくれるというのは通信大学生としては嬉しい所です。
ちなみに、他の通信制大学と比較してみました。
早稲田大学人間科学部eスクール
何と、単位修得試験なし!!
なぜなら、同大学の授業は所謂eラーニング形式を主体としており、授業、小テスト、ディスカッション、質疑応答、リポートなどをネット上で完結する授業が多いとの事。
率直な所、忙しい社会人でもかなり学習を進めやすい環境だと思われます。
しかも、頑張って卒業すれば「早稲田卒」です。
ただ、私は後述の理由から早稲田は見送りました。
慶應義塾大学通信教育過程
単位修得試験は年4回(東京を含む14都市程度)実施され、各回とも土曜日に3科目、日曜日に3科目、最大で合計6科目まで受験することができる仕組みです。
法政大学ほどではないにせよ、匹敵するほどの受験しやすい環境です。
実は、どこの大学にするか選ぶ際に、私の中では法政と慶應の2校が最後まで残りました。
では、なぜ法政大学を選んだのかというと、スクーリング単位の必要要件で決めました(後述)。
中央大学法学部通信教育過程
本年度は全国23都市で開催され、特に札幌、仙台、多摩(東京)、市ヶ谷田町(東京)、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇では年4回開催されます。
そのため、大変受験しやすい環境です。
2.スクーリングの受講しやすさ
忙しい社会人に法政大学がおすすめの理由その2が、スクーリングでの単位修得環境が充実している点です。
大学のホームページを確認すると、以下の通り案内されております。
学習のペース配分も自由自在。
自宅で受講できます。インターネットを利用し、ご自宅で学習するスクーリング。
ブロードバンドネットワークを利用してオンデマンド配信される授業をご自宅のパソコンで受講することができ、講義は開講期間中であれば、いつでも何回でも繰り返して受講可能です。
ただし、科目によっては章末の小テストに合格しないと次講へ進めなくなっています。
1講あたり90分15講で構成されており、学習を進めていく中で小テストを実施します(実施回数・時間は科目によって異なります)。
また、学習期間中に科目により1~2回程度のリポート提出が必須となっており、その後、試験を受けて合格すると単位が修得できます。
試験は近くの単位修得試験会場で実施します(リポート試験の科目もあります)。※2018年度より授業時間帯などが変更となりました。詳細はこちらにてご確認ください。
※入学年次・所属学科によってはメディアスクーリングだけで卒業に必要なスクーリング単位を修得することはできない場合があります。
とりあえず、学士入学した私の場合、メディアスクーリングだけでスクーリング単位15単位を取得できるので、これは大変ありがたいです。
早朝、深夜、休日に自分のスケジュールで学習を進められるので融通が利きます。
ちなみに、この要素も他の通信制大学と比較してみました。
早稲田大学人間科学部eスクール
ここはそもそもeラーニング主体で単位を修得できるので、やはり時間の融通的な意味では高ポイントだと思います。
慶應義塾大学通信教育過程
卒業までに必要なスクーリング単位修得数が問題で、学士入学の場合は15単位以上をスクーリングで修得する必要があります。
慶應の場合、メディア授業(E-スクーリング)という形式が用意されていますが、面接授業単位(スクーリング単位)への振替は放送授業と合わせて10単位までしか認められないとの事。
他にも夏期スクーリング(夏休みがほぼ無い職場なので受講できない)や夜間スクーリング(仕事の都合上18:20開始では時間に間に合わない)、週末スクーリング(土曜日は仕事が外せないので出られない)と、スクーリング自体は大変充実しているのですが、私の場合は全て仕事に邪魔されて出られないという環境のため、法政を選びました。
ただ、都合が合いそうな社会人にとっては慶應もかなりおすすめです。
中央大学法学部通信教育過程
オンデマンドスクーリングによりスクーリング単位を修得できるとの事なので、やはり忙しい社会人でも学習を進めやすい環境と言えるでしょう。
ただ、ここは「法科の中央」と名乗るだけあって学部の選択肢が法学部しかありません。
経営学を学習したい私のニーズからは外れておりましたが、法学関係を修めたい方には有力な選択肢となるかもしれません。
3.学費
先立つ物は金です。
シンプルに、学費を比較して見ました。
法政大学通信教育過程
年額80,000円
スクーリング15,000円(1科目)
メディアスクーリング20,000円(1科目)
入学金等60,000円(学士入学の場合)
早稲田大学人間科学部eスクール
単位料35,200円×登録単位数
入学金200,000円
慶應義塾大学通信教育過程
年額100,000円
スクーリング5,000円(1単位)
地方スクーリング25,000円(2単位)
メディア授業(Eスクーリング)20,000円(2単位)
入学金等30,000円
中央大学法学部通信教育過程
年額80,000円
オンデマンドスクーリング15,000円(1科目)
短期スクーリング10,000円(1科目)
夏期スクーリング6,000円(1科目)
リアルタイムスクーリング10,000円(1科目)
通学スクーリング10,000円(1科目)
入学金等30,000円
まとめ
若干分かりづらいかもしれませんが、早稲田は圧倒的に高いです。この高額な授業料がネックとなって、私は候補から除外しました。
同時に、法政はコスパがいいと思いました(しかし、慶應と中央の方がスクーリング自体の費用は安いです)。
私の場合、社会人なので資金力を活かして「学習の進めやすさ・スクーリングの受講しやすさ」を重視して大学を選びました。
しかし、各々の環境や制約条件などに合わせて、自由度高く「選べる」のが通信制大学の魅力の1つではないでしょうか。
皆さんも、自分自身の目的や状況に合わせて、自分に適した通信制大学を選んでもらえたら幸いです。
4.結論
結論としては、他校の通信制大学も結構いい大学が多いという事が分かります。
前述の通り、自分に適した通信制大学を選ぶ事が肝要であると思います。
まとめ
結局のところ、この問いの答えは「私の環境と目的に適しているから」なのだと思います。
だから、私の学習したい領域や科目、仕事を含めた学習環境やスケジュール、学費など、そういった要件に合った大学を選ぶという事が学習を継続していく上では重要であると考えます。
そして、入学を検討している方には、それぞれにそれぞれの目的や環境があると思いますので、そういった部分をよく吟味して、自分に合った通信制大学を選べば正解ではないでしょうか。
駄目な学生のレポートみたいになってしまいましたが、この記事を最後までお読みくださった貴方に少しでも役立てば幸いです。
それでは、貴方に善き通信制大学生ライフが訪れますように。
※この記事は2018年9月9日現在の情報に基づいて記載しております。