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経営学特講:準備編(ゴールデンウィークスクーリング2019)

GWスクーリング

2019年度ゴールデンウィークスクーリング『経営学特講』につきまして、受講開始前の準備について書き残しておこうと思います。

本科目はGWスクーリングとして令和元年5月3日〜5日の3日間連続で実施される、デスマーチ短期決戦型のスクーリングです。
※もしかしたら、GWスク初日の1時限目は法政大学における令和最初の授業かもしれません。

履修申請の抽選結果(2019年度ゴールデンウィークスクーリング)
先日、2019年度ゴールデンウィークスクーリング(以下、GWスクーリング)の履修申請を済ませておきました。その結果が本日、発表されていました。

担当は溝部陽司先生で、本科目は経済学部商業学科において専門選択科目となっております。

科目概要はシラバスによると「経営戦略論・組織論の基礎と応用」として『経営学の主な領域である「戦略論」と「組織論」に関し、基礎的な知識習得だけでなく、現実の企業を分析する方法論として応用する能力を養う事を目標とします』との事です。

【テキスト(教科書)】

【参考書】

なお、本日現在、私はテキストと参考書の両方を購入しておりますが、まだテキストのシラバス指定章しか読めておりません。

なぜ事前準備が必要と考えたのか?

さて、なぜこの科目については事前準備が必要だと考えたのかと言うと、シラバスに以下の通り記載されておりました。

【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)】
テキストの第 1・2・3・6 章を読んで、講義に臨んで下さい。
※「小レポート」について
Step.1:第1日目講義の分析フレームワークを用いる事。(自分の興味のある分析対象企業を選定し、情報を集めておきましょう)
Step.2:第2日目講義のケース分析事例などを参考に、事業概要、競争優位性、今後の技術や商品開発の方向性などについて分析しppt.8-10 スライド程度にまとめる。
Step.3:ファイル添付で、指定の@hosei.ac.jp アドレスに送付。(5月5日午前0時必着) またはプリント提出は第3日目講義開始時に受理する

【成績評価の方法と基準】
小レポート:40%+最終試験:60%
※小レポート提出は必須ではありませんが、最終試験との合計で判定しますので評価に影響する点ご承知おき下さい。

引用元:法政通信3月号 P.67

この、成績の40%を占める「小レポート」の提出期限にご注目頂きたいのですが、シラバスには「(5月5日午前0時必着) またはプリント提出は第3日目講義開始時に受理する」と記載されております。

つまり、小レポートの提出締め切りは、2日目の講義を受講後の夜24時まで必着というスケジュールになります。

単純に、受講開始してから小レポートの作成に着手するのでは、締め切りに間に合わないと予想されます(私だけかもしれませんが)。

そこで、今回は以下の記事に書いた通り、事前準備をしてスクーリングに臨む事といたしました。

履修申請の抽選結果(2019年度ゴールデンウィークスクーリング)
先日、2019年度ゴールデンウィークスクーリング(以下、GWスクーリング)の履修申請を済ませておきました。その結果が本日、発表されていました。

しかしながら、『経営戦略論』及び『経営組織論』の復習を、ゴールデンウィークまでに済ませておく(ただし、スケジュールが厳しい場合は割愛する)につきましては、既に割愛決定という体たらくとなりました(職場のゴタゴタがありスケジュールが厳しいという言い訳による)。

「テキストの第1・2・3・6章」を読む(必須項目)につきましては、とりあえず1回は読破完了いたしました(これが案外『経営戦略論』や『経営組織論』的な部分の復習効果も感じました)。

そして、問題は「小レポート」を予め作成しておく(一旦の完成まで仕上げておく。合否をかけて取り組む)という「準備」についてです。

以下、小レポート作成のための「準備」について、まとめておきたいと思います。
※あくまでも「私はこうやってこういう準備をしてみました」という前提でご覧下さい。

小レポートの作成準備について

Step.1:分析フレームワークについて

もう一度、シラバスの文言を振り返ってみますと、こう記されております。

Step.1:第1日目講義の分析フレームワークを用いる事。(自分の興味のある分析対象企業を選定し、情報を集めておきましょう)

引用元:法政通信3月号 P.67

つまり、この小レポートで使用する分析フレームワークの候補は「第1日目の講義で取り扱われた」分析フレームワークとなる訳です。

第1日目講義は第1回〜第4回授業ですので、シラバスによると取り扱われる分析フレームワークは以下の通りとなります。

  • PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
  • ファイブフォース分析
  • アンゾフのマトリクス
  • SWOT分析
  • VRIO分析

逆に、これらの分析フレームワークを使用して分析しやすい分析対象企業を選べば、小レポートを作成しやすくなるのではないでしょうか。

なお、こうした分析フレームワークについて「よく分からない」という方は、受講前にテキストやネット等で調べておく事により、準備学習を兼ねる事も出来て一石二鳥かなと思いますので、ぜひ事前に調べておく事をおすすめいたします。

※これらの分析フレームワークにつきまして、テキストに掲載されていない分析フレームワークもあるので要注意です。

Step.2:小レポートに何を書けばよいか?

シラバスの文言を振り返ってみますと、こう記されております。

Step.2:第2日目講義のケース分析事例などを参考に、事業概要、競争優位性、今後の技術や商品開発の方向性などについて分析しppt.8-10 スライド程度にまとめる。

引用元:法政通信3月号 P.67

シラバスの文言を前半と後半に分けると、第2日目講義で取り扱う「ケース分析事例などを参考」にした上で(つまり「化粧品業界」と「日産自動車」の2例か)「事業概要」「競争優位性」「今後の技術や商品開発の方向性」などについて「分析」するように、となっております。

この「分析」において、Step.1の分析フレームワークを使用するという事でしょうか。

これらの予想を元にすると、Step.1の分析フレームワークは以下のように使用すると良いのかなと考えました。

  • 事業概要の分析
    PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
    ファイブフォース分析
    SWOT分析
  • 競争優位性の分析
    VRIO分析
  • 今後の技術や商品開発の方向性の分析
    アンゾフのマトリクス

さて、小レポートのボリュームにつきましては、パワーポイントのスライド数で8〜10スライド程度にまとめる事となっておりますが、仮に全ての分析フレームワークを使用する場合、分析ごとに1スライドずつ使用するだけでも5スライドは消費してしまう事になり、後は3〜5スライド程度しか残らない計算になります。

(2019年5月4日追記:授業中に取り扱った分析フレームワークは「最低1つ以上」で良い事と、分析フレームワークごとに今回の小レポートと相性の良し悪しがある旨の説明が授業内であったため、分析フレームワークは絞り込んで使用する事といたしました)

小レポートの導入やまとめ等も含めると、結構やるべき事が明確に定まってくるようなスライド枚数設定だなと思いました。

Step.3:提出期限に注意

繰り返しになりますが、小レポートの提出期限に要注意です。

Step.3:ファイル添付で、指定の@hosei.ac.jp アドレスに送付。(5月5日午前0時必着) またはプリント提出は第3日目講義開始時に受理する

引用元:法政通信3月号 P.67

最後の第12回授業にて「試験」がある事を考えると、小レポートの作成・提出について「プリント提出にすれば徹夜して第3日目の朝まで粘れる!」という考え方は少々危険ではないでしょうか。

想像してみますと、既に2日間に渡り9:00〜17:00で授業を受け続けてきた疲労を引きずりながら、第2日目の夜に徹夜で小レポートの作成をして、さらに第3日目の授業を3コマ受けた上で最終日の試験を受験する……少なくとも、私には無理です。

やはり、ゴールデンウィーク前半のうちに小レポートを一旦完成させておき、第1日目を受講後に授業内容を小レポートに反映させて、第2日目を受講後に追加で授業内容を小レポートに反映させて、第2日目夜のうちにメールで提出を完了するというスケジュールが良いと思います。

最後に

ここまで長々とあれこれ書いてみましたが、これらの全ては「あくまでも事前情報に基づいて私が個人的に予想してみた」内容である事を、お忘れなきようお願いいたします。

もしかしたら、受講後に「これを読んで参考にしておいてよかった。単位は頂いた、ありがとう!」と思って頂けるかもしれませんし、逆に「全く掠りもせずに外れているじゃないか、単位が取れなかったらどうしてくれるんだ!」という残念な状況となってしまうかもしれません。

この手の予想記事の常ですが、内容を参考にされる場合は「あくまでも自己責任にて」お願いいたします。

ただ、あえて受講終了前にこのような手の内を晒す記事を書いて、それをネットに公開するという意味について考えますと、このブログを日頃わざわざ読んで下さっている方々と一緒に、GWスクを実のある学習機会として有意義に過ごし、共に単位を頂けるよう全力を尽くしたいという、私の自己満足により、あえて受講前に公開する事といたしました。

一人でも多くの学友に役立ったら幸いです。

後は、最善を尽くして単位を頂きましょう!!

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